市販のPSPゲームのデータをメモリースティックDuoにコピーして起動 |

ゲームのデータさえあれば良いので、新作ゲームを買ったらコピーしてすぐに売ったり、インターネット経由でゲームのデータを無料で入手したりといった事が行われています。市販のゲームが売れなくなると困るので、メーカーは最新のゲームは改造PSPでは遊べないように対策をしていますが、それもすぐに解析されてしまっているのが現状です。
ところで、コピーしたゲームで遊ぶことはいけない事なのでしょうか?ゲームソフトの説明書には「本ソフトの無断複製・賃貸は許可しません」という記述があると思います。つまりゲームのデータをコピーするのはもちろん、友達に貸すのさえ使用許諾違反となり、メーカーから損害賠償請求される怖れがあります。しかしPSPではコピーしたゲームで遊んでいても外見ではまったく分からないため、自分で言わない限りバレようがないのが実状です。しかし「君ちゃんとソフト買ってんの?俺、コピーゲームで無料で遊んでるぜ〜」なんて自慢している人は、「俺、犯罪者だぜ〜」と言い回っているようなものなので、気をつけた方が良いでしょう。
海外のホームページからゲームのデータをダウンロードする事は、2008年3月時点での日本の法律では違法ではありませんが、今後改正される可能性があります。とはいえダウンロードしたゲームで遊んだ時点で、メーカーの使用許諾には違反することになります。一方、日本国内においてゲームのデータを他の人にあげるのは違法です。DVD-Rなどにコピーして手渡しで渡すのならバレないかもしれませんが、インターネット経由でアップロードすると、プロバイダにはしっかりと通信記録が残ります。また、自分ではアップロードしている意識はなくても、Winny、Share、BitTorrentなどのファイル共有ソフトを使うとダウンロードと同時にアップロードも勝手に行われるため、知らない間に犯罪者にされてしまう可能性がありますので気をつけましょう。
また、インターネット経由でダウンロードしたゲームデータにはウィルスが混じっている場合があり、迂闊に実行するとパソコンがウイルスに感染したり、PSPが壊れて起動しなくなったりするリスクを伴うことも知っておいて下さい。くれぐれも自己責任でどうぞ。
井上 翔 2011年09月03日 14:15
ドナルド 2012年09月19日 23:53